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しかやまの夏 日本の夏
こんにちは、園長の金石です。
実はブログの順番ではなかったのですが、
割り込みをさせてもらい、
先日行った「かき氷パーティー」のことを
お伝えしたいと思います。
かき氷パーティーとは?
7月頃からるり組の子どもたちとともに、
いろいろおもてなしを考えて、
みなさんをご招待し、エスコートするというものです。
まず、るり組は自分たちで
今年のシロップ&トッピングは何がいいか?を
話し合います。
「ドラゴンフルーツ」「マスカット」「マンゴー」
などのおしゃれなもの?から、
「パイナップル」「みかん」などの定番まで、
いろいろな意見が出ました。
各自、自分の思いを言葉にして、
友だちの思いも聞きながら話し合いを繰り広げ、
無事にシロップ&トッピングが決まりました。
さあ、次はメニューと招待状作りです。
しかやまではワークブックなどで
文字を教えるということはしません。
文字に興味を持つきっかけを
生活や遊びの中でちりばめています。
そこで、子どもたちが関心を持った時が、“旬!”
もちろん、るり組は就学も控えているので
看板や招待状、また本の長編を読みあうなど、
文字の世界へ興味や関心が向くように誘います。
何はともあれ、
子どもの心が動くきっかけが持てればと
考えています。
そして、招待状も作り、
手渡しで届けに行きました。
いよいよ、かき氷パーティー当日を迎えました。
かき氷を食べに来てくれた小さな友だちを、
やさしくエスコート。
メニューを見る時はかがんであげて、
丁寧に「何がいい?」と聞いてあげていました。
この姿は、去年のるり組の先輩たちが
やってくれたことが脈々と
受け継がれていると感じる場面でした。
そして、暑い中のかき氷、
友だちと食べるかき氷は
おいしいだけでなく、
心にも残る味だったのでしょう。
かき氷が終わった後のシャワーをしていると、
普段は物静かな女の子が思わず
言葉があふれ出てきた感じで、
「かき氷おいしかった」と教えてくれました。
1日たった後も、登園してきたもも組の子が、
「かき氷 いつ?」と、
さりげなくアンコールをリクエスト。
また、廊下で出会ったやまぶき組の子が
「かき氷パーティー楽しかったね」と
声をかけてくれました。
人に伝えたくなる思い出に
なったことを実感しました。
大人が主催してしまうことは簡単ですが、
子どもたちとともに作り上げることに、
「しかやまの夏」があり、
子どもたちの心に残り、
思わず気持ちがあふれ出るような
言葉が出てくると感じました。
日々の生活と遊びを大切にしながら、
季節を感じられる、
こういった行事も成長のこぶとして
大切にしていきたいと思います。